苦労についても知ろう

フリーランスは、会社員に比べて自由である。自分で選んだ仕事を好きな時間に好きな場所で、煩わしい人間関係もなくこなしていけばいいのである。また働いた分が収入になるので長時間ずっと働くこともできる。このように一見魅力的にみえるフリーランスだが、苦労も多い。

まず、仕事が必ず入るかどうかわからない。今やっている仕事は来月も再来月もくるのかどうか確信できないのである。仕事が入らなければ収入がなくなるので生活に影響を及ぼすのだ。
また病気やけがをしてしまうと、仕事ができなくなり、収入が途切れてしまう。多少の無理をして体調の悪い時に仕事をすることは、品質が下がったり、期日に遅れる原因になり、責任にもかかわり、継続が打ち切りになる可能性も出てくる。
肉体的にも苦労はある。たとえばシステムエンジニアの場合は長時間パソコンに向かって作業するため、肩こりになり、頭痛を引き起こしたりする。目は充血したりドライアイになったりする。また仕事が忙しくなると、きちんと食事をすることもままならなくなったり、座りっぱなしで運動もできなくなるので、腰痛や肥満、生活習慣病につながってしまう。
社会的にも苦労はある。フリーランスは、会社に属さないので後ろ盾がない。また収入が不安定なので、賃貸物件を借りるのもローンを組むのも難しい。契約を交わす手順も手続きに時間がかかったりすることが多い。
仕事を獲得するのも、なかなか無名の個人には大手企業は仕事を発注しないので苦労する。日頃から実力や実績を積み、人とのネットワークを介して仕事のアンテナを張っておくことも大切である。

このような苦労もあるのだ。だがそれでもフリーランスを選択する人は多い。それほどフリーランスという働き方は魅力的なのだといえるだろう。